1. 第5回リアルチャンピオンシップ全日本空手道選手権について

大会情報

第5回リアルチャンピオンシップ全日本空手道選手権について

2020.01.30(Thu)

太田万結選手準優勝おめでとう!

あくまでも私の感想であることをご承知ください。
体重制に代表される競技はボクシングなどを
連想します。
武道では、オリンピック競技でもある柔道が代表されます。
本来争いを止めると書いて「武」
本来の武道では体重制ってどうなの?スポーツみたいと言われる方も
少なくはありません。

よく聞く「柔よく剛を制す」という言葉は、
決して投げ技が、打撃系に勝るといった意味ではないと思います。
力の弱いものが、不当な暴力に屈しないための技術・精神を指すものなのではないでしょうか?

しかし、他流試合という言葉が死語になりつつある昨今では、
体重制を導入するということは、より安全性を考慮し、武道の精神を理解し、平和な世の中に寄与できる
勇気ある人間の育成のためにあるものに時代とともに変化したと私は理解しております。

そんな理解を持ちながら、今回の記事は当サイトが応援する以前も記載した
祐心会の「太田万結選手」
先だって行われた「第5回リアルチャンピオンシップ」で
初めて重量級で出場。
それって大変な事?って思われる方もお見えかもしてませんが、
格闘オタクの私から言わせていただくと、普段通用していたものが
通用しない、相手が下がらず、間合いが普段とはまったく異なり、
大きな相手と対戦時は、角度もまったく違ってくる。

必要なものは何でしょう?
パワー?技術?
確かにどちらも必要ですが、何といっても決勝延長でも引かない「勇気」

中学一年生の女の子がこれに挑む事は簡単な事ではありません。
殴られた際の打撃音そのものもまったく異なってきます。

そんな中で準優勝は立派すぎます。
大きな相手に引かない技術・・・
特に祐心会門下の子達はサイドステップのタイミングと位置取りが
よく稽古されており、切って落とせる打撃の中の「柔よく剛を制す」
を体現している気がします。

「太田万結選手」
次回は優勝台が待っていると思えるほどの戦いでした。
また彼女は型に対する稽古にも余念はなく、まさに一宮の空手ガールの象徴です。

お疲れ様でした。

  • facebook_02
  • twitter_02
  • line_02

FOLLOW ME

SNSをフォロー

地元で頑張るアスリートを応援。みんなで盛り上げるアスリート応援SITE「go-players」

twitter facebook insta